Mode(モデ)です。
インターネット上でリサーチしていると、商品が無限にあるので時間ばかり経ってしまいリサーチがイヤになってしまった経験ありませんか?
電脳せどり(インターネットで仕入れをすること)をする場合、いかに効率的にリサーチをするかはとても重要な課題ですよね。
私が普段から使っている「Keepa」というツールを使うと、通販サイト「Amazon」でのリサーチ効率がグンと良くなるんです!
誰でも無料で使えるのでぜひ使ってみて欲しいツールです。
Contents
ブラウザ「Google Chrome」の拡張機能のひとつです。
拡張機能とは、ソフトウェアに機能を追加したり既存の機能を変更したりするものです。
拡張機能はパソコン版Google Chromeだけで使えます。スマホ版に無いのが残念です。
それでも、Google Chromeにはせどりに便利な拡張機能がいくつもあるので、パソコンでリサーチするときはGoogle Chromeを使うべきと断言します!
Google Chromeも無料で利用できます。
ここでは、Google ChromeやKeepaのインストールについては割愛させてもらいます。
(Keepa公式サイトが開きます)
Google ChromeにKeepaを追加すると、Amazonの各商品ページに以下のようなグラフが現れます。
このKeepaグラフからたくさんの情報が得られるのですが、重要なのは以下の4つのポイントです。
最安値の推移、売上ランキングの推移については、「モノレート」というサイトでも見ることができるのですが、Amazonの価格推移、在庫有無の推移も見ることができるのがKeepaのいいところです。
モノレート公式サイト
(モノレート公式サイトが開きます)
それでは、ひとつひとつ説明していきますね。
グラフの右側にあるマーカー部分をクリックすることで表示/非表示を切り替えられます。
Keepaグラフのオレンジ色のラインは、Amazonが自社で販売している価格の推移です。
このグラフからわかること。
グラフの表示期間(3ヶ月間)中、Amazonはこの商品(自社販売分)の値付けを頻繁に変更していることがわかります。
マーケットプレイス出品者の最安値の変動や在庫量を見ながらAmazonが価格変更しているんです。
ちなみに、Amazonより安くして先に売り抜けようとしてもAmazonが価格を合わせてくることがあります。
このような価格変更は商品ごとに対応が異なります。
このオレンジ色のグラフが途切れる(表示されない)とAmazon(自社販売分)が在庫切れということになります。
Keepaグラフの紫色、黒色のラインは、マーケットプレイス出品者の最安値の推移です。
紫色が新品コンディション、黒色が中古コンディションです。
このグラフからわかること。
グラフの表示期間(3ヶ月間)中、マーケットプレイス出品者の新品は値動きが頻繁だけど中古はほとんど一定です。
Keepaグラフの緑色のラインは、売上ランキングの推移です。
ランキングは商品が売れれば上昇します。でも、グラフは下方が上位なのでランクが上がればラインは下に向かいます。
売れない期間が続けば続くほどランクがどんどん下降します。グラフではどんどん上に向かいます。
このグラフからわかること。
グラフの表示期間(3ヶ月間)中、ラインが細かく上下しているので絶えず売れ続けている商品です。
また、ランクが常に25位以内という大ベストセラーです。
商品ジャンルにもよりますが、100位以内であればベストセラーです。
Keepaの最大の特徴である通知機能は、商品価格があらかじめ設定しておいた価格以下になるとメールやツイートで通知してくれるとてもありがたい機能です!
この機能を使えば、先ほどのように価格が頻繁に変動する商品の安値のタイミングを逃しません。
セール価格になった瞬間に買い占めて自分の価格でAmazonで売り直す、通称「刈り取り」といったことも可能になるんです。
もちろん、いち購入者としてAmazonで買い物をする時にも使えます。欲しいものが安くなってから買えたらうれしいですよね(笑)
設定方法は、グラフの上側にある「商品のトラッキング」タブをクリックします。
すると、価格設定画面になるので下方の設定ボックスに希望価格を記入します。
価格のターゲットはAmazon価格、マーケットプレイス新品価格、マーケットプレイス中古価格の3種類。
Amazon価格だけをターゲットにしてもいいし、商品によっては3種類とも設定します。
希望価格を入れたら"トラッキング開始"です。
画面が切り替わって通知設定画面になるのでお好みの通知方法をonにして連絡先を記入します。
これで設定完了です。
そうそう、KeepaにはAmazonでのリサーチにおいてもうひとつ便利な機能があるのでその設定をお伝えしますね。
まずは図を見て下さい。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、商品リンク上にマウスカーソルをのせるだけ(クリックではない)で画面右下(場合によって左下)に小さなkeepaグラフがポップアップするんです。
スゴくないですか?
いちいち商品ページを開かなくてもKeepaグラフが見られるんです。
上の図はトップページの写真リンクにマウスカーソルをのせたときの様子なんですが、文字リンクの上でもグラフが現れるんですよ。
設定方法ですが、グラフの上側にある「設定」タブをクリックします。
すると、アドオンの設定欄に「Amazon の商品の上にマウスを置いた時、価格の履歴グラフを表示する」という項目があるので「はい」を選びます。
たったこれだけで設定完了です。
他にも設定項目がありますが、他の項目はひとまずデフォルトのままで、Keepaグラフに慣れたら変えてみるのがいいです。
さて、Google Chromeの拡張機能はパソコンだけの機能なのでスマホでは使えません。
もし、スマホだけの環境で使いたい場合(店舗仕入れのときなど)にはちょっと不便ですが公式サイトでもグラフ見ることができます。
(Keepa公式サイトが開きます)
「検索」をクリックして検索窓が出てきたら商品のキーワード、ASIN、JANコードを入力すると対象商品のグラフが現れます。
これでリサーチの効率がグンとアップしましたか?
便利な機能を使い倒して上手に効率的なリサーチライフを楽しみましょう!
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