Mode(モデ)です。
せどりに限った話ではありませんが、新たに物事を習得するのに失敗はつきものです。
失敗が怖くて新しいことに踏み出せない人も多いのではないでしょうか?
大切なお金や時間をかけて始める副業ならなおさらのこと。
できることなら失敗はしたくありませんよね?
今回は、ちょっと恥ずかしいですが私の仕入れ失敗談です。
これを読んで同じ失敗をしないようにしてほしいです!
Contents
せどりを始めた頃に仕入れて、いまだに売れない雑誌があります(汗
それは、「月刊プリンセス」という漫画雑誌です。
仕入れた理由は、書店に入りスマホでAmazonランキングを確認していた時、Amazon直販が在庫切れをしていてプレ値*になっていたから。ただそれだけの理由です。
(*プレ値とは、プレミアム価格のこと。マーケットプレイスの最安値が定価以上になっていること。)
当時は商品が売れる理由を考えていなかったし、どのような人が購入者なのかのイメージもありませんでした。
この商品を仕入れてはいけないわけではありません。
ですが、なぜ売れないのか理由を考えてみます。
まず、読者対象が主に少女であること。
どうして読者対象が少女だと売れないのか?
はたして、少年少女が定価以上の価格がついた商品を購入するでしょうか?
私が子供だった頃を思い返してみても、「欲しいものは定価以上でも買う」という考えは全くありませんでした。
次に、コストパフォーマンスが悪いこと。
月刊誌、週刊誌は最新話がいち早く読めるものの、読まない漫画も含めての料金になります。
一方、単行本はお気に入りの漫画だけ読めます。
私自身、最新話を一話づつ読むよりも単行本を購入して読むほうが満足度が高かったです。
さらに、皆が欲しがる付録ではなかったこと。
今の女性誌は付録があるのが当たり前で、付録目当てで購入する人もいるくらいです。
この号には付録としてスカーフがついていました。
偏見かもしれませんが、私のイメージだとスカーフはおしゃれ上級者が使うアイテムです。
月刊プリンセスのことを少し掘り下げてリサーチしてわかったことなんですが、この漫画誌には超長期連載作品があり、それらの作品のファン(主に成人女性)と本来のファン(少女)とにファン層が二極化しているようです。
おそらく、付録のターゲットを大人向けにしたのでしょうが、女性誌のような付録目当ての需要は少なかったのではないかと考えています。
いくつか売れない理由を挙げてみましたが、売れない理由の逆を考えると売れる商品が見えてこないでしょうか?
少年少女が対象の商品が売れないなら、その逆は大人向けです。
自力で稼ぐことができ、十分な収入がある大人であれば自身の趣味にかけられるお金を持っているので、価格を気にせず購入する人もいるでしょう。
月刊誌、週刊誌がコストパフォーマンスを悪いとするなら、その逆はコストパフォーマンスが良い単行本ですよね。
完結した作品であれば増刷されず、すなわち数に限りがあるので価格が高騰することも考えられます。
付録が皆が欲しがるものではないなら、その逆は万人向けの付録ということになります。
女性誌をリサーチしていると、スカーフのようなファッションアイテムよりも実用的な付録に人気があります。
仕入れの失敗を避けるには、その商品に売れる理由があるかどうかや購入者層を意識します。
失敗は成功のもと。失敗したときこそ次へのチャンス!
失敗をきちんと分析し、その逆(成功)へと突き進んでいきましょう。
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